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Anticorrosion Technology of Zinc-coated Steel

Suzuki Yuki

2020 · DOI: 10.4139/sfj.71.464
Journal of The Surface Finishing Society of Japan · 0 Citations

Abstract

亜鉛やアルミなどの金属をめっきした表面処理鋼板は,家 電・建材・自動車・容器分野で広く用いられている。国内生 産量は 1960 年代の高度経済成長期から急激に増加し,ここ 数年は 1,200 万トン台で推移している 。亜鉛めっき鋼板,電 気 Snめっき鋼板(ブリキ),ティンフリースチール(TFS)を合 わせた 2018 年の国内めっき鋼材生産量(1,223 万 t)のうち, 図 1に示すように亜鉛めっき鋼板は 87.5%を占める 。 ブリキ,TFSが容器分野で用いられるのに対して,家電・ 建材や自動車の分野で用いられる Zn系めっき鋼板は,用途 ごとに異なる耐食性及び他の要求性能を高い水準で両立する ことを目標に開発されてきた。1970 年代終わり頃から自動 車車体の腐食が社会問題化し,薄いめっき層でも耐食性に優 れる Zn系めっき鋼板の開発に鉄鋼各社が注力する中で, めっき層への添加元素やめっき組織等によって耐食性が大き く異なることがわかってきた。同時に,Znの腐食生成物に よる保護作用等の防食機構に関しても盛んに研究されてきた。 本稿では,Zn及び Zn系めっき鋼板の耐食性と防食機構に 関する従来の研究,さらに最近の知見を紹介する。